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【第146回】またしても…(2009年6月10日)

ヘルパーさんに買い物などをお願いした方が良いと思うものの、本人は「予定されたその時間にいるかどうかわからない」とのことで、保留になっていました。進行性のご病気ですので、状況をみて、必要時には利用をご相談することになっていました。先日、訪問した看護師から報告がありました。「状態が悪くなってきておられ、ヘルパーさんの買い物援助が必要だと思う。本人も希望している」とのこと。

お電話差し上げたところ、息遣いも荒く、本当にしんどそう。すがるような声で「ヘルパーさんにお願いしたい」とおっしゃいます。かなり大変そうです。ヘルパー事業所と調整し、私も一緒に行く手はずを整えました。その日に買い物援助に入ってもらえることも確認しました。
翌日朝一番に再度本人に電話。「先日のヘルパーさんにお願いする件ですけれど、今日の10時か明日の15時どちらかご都合の良い方で、ヘルパーさんと一緒にお伺いしてもいいですか」と確認しました。返ってきた答えは「いや、今から出かけるから、時間決められても困る。頼むこともない。」

アレ〜?声の感じも元気そう。昨日より調子は良さそうです。というわけで、またしても保留になりました。

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