「社会福祉士たにこが行く」第101回〜

【第145回】むなしい審査会(2009年6月8日)

4月からの法改正で、更新時に以前より介護度が軽くなる可能性があるとの懸念から、本人の希望があれば前回の介護度にすることができる…という経過措置がとられています。つまり、要介護3だった人が更新申請をした→一次判定で要介護2となった→二次判定(介護認定審査会)でも要介護2が妥当と判断された→でも本人の希望がでているので、結果は「要介護3」とする…というわけです。一生懸命議論して結論をだしても、結局「その方は希望がでておりまして…」と前回の介護度となるのです。

だったら、最初に希望の有無を教えてくれれば無駄な議論はしなくて済むのに…と思うところですが、審査(議論)は必要なのだそうです(国にデータとして報告するため)。福祉系のどこかの新聞で「審査会委員のモチベーションが低下する」との声が紹介されていましたが、そのとおりです。そもそも、前回と状態が変わっていないのに一次判定で軽くでたらそれは審査会で介護度上げる議論になりますよ。審査会の存在意義がないじゃない!?とさえ思います。むなしいです…。

でも、利用者さんからしたら安心な措置なのでしょうね…。だけど、期間限定ですから(まだ期間は未定)、この経過措置が終了する時がクレームいっぱいあがりそうです。あんまりフラフラしないでほしいです…。

【第146回】またしても…(2009年6月10日)については、こちらへ。

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