「社会福祉士たにこが行く」第101回〜

【第139回】ヘルパーと散髪に行きたいけど…(2009年5月16日)

誰かが付き添えば階段を降りることができ、車椅子で外出し、時には歩くAさん。出かけるのが大好きです。そんなAさんが「散髪に行きたい」とおっしゃいます。ヘルパー介助で行けば何の問題もありません。ところが散髪のための外出介助は介護保険では算定できないのです(大阪府では。他の都道府県はどういう解釈なのか判りませんが…)。

その理由は、「訪問理美容サービス」があるから、それを利用すれば良い。「訪問理美容サービス」が利用できない地域などであれば、きちんとケアプランに位置づければ算定可能…というわけなのです。念のため、保険者である市にも確認しましたが同じ見解です。つまり市の「訪問理美容サービス」を使うことが優先で、どうしても万策尽きた時には介護保険で算定可能というわけです。この方の市は都会ですので、万策つきることなんてありえません。事実上、算定不可です。「訪問理美容サービス」を使うことになります。

でも…と思います。全くの寝たきりという方ならともかく、Aさんのように、「散髪に行きたい」という意思があり、1人では無理だけれどもヘルパーが介助すれば外出が可能で、散髪やさんのイスに座ることができるのであれば、わざわざ自宅に散髪屋さんに来てもらわなくても、なじみの散髪屋さんに行く方が、自然だし、楽しいし、気分転換にもなると思うのです。

もっと自由にプランを考えたいのに「○○は算定できない」「○○は不可」と、指導や減算を気にしながらのプラン作成にはほとほと疲れてしまいます…。

【第140回】本人がいないと…(2009年5月22日)については、こちらへ。

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