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【第111回】福祉用具はみんなのもの(2009年2月20日)

41歳の方が介護保険サービスを使われます。
お子さんが中学生と高校生。脳梗塞です。
私と同じ年齢だということもあり、その心中を考えると苦しいです。

先日の介護フェアで、各事業所がパンフレットを並べていました。施設あり、ヘルパーあり、福祉用具ありとカタログの展示会のようでもありました。
そんな中、当社は会社案内を並べていました。スッキリしたデザインが他とは違います。
私はスタッフとして立ちつつ、そのカタログコーナーの様子を見ていました。
ある女性の方が「わぁ~コレかわいい。雑貨屋さんみたい」と当社の会社案内を手にしておっしゃっているのが聞こえました。
「雑貨屋さんみたい」…おもしろい表現だなぁと思いました。

今回は会社案内でしたが、福祉用具カタログも、お年寄りのイラストがついたようなものではなく、おしゃれな、居間のテーブルの上においていてもサマになるような「雑貨屋さんみたいな」カタログだったら、楽しい気分でページをくれそうな気がします。
「介護保険」に限定したとしても、41歳で福祉用具を利用する方もおられます。

おじいちゃんおばあちゃんのイラストや写真がちりばめられているカタログを手にしても、おそらく気分は楽しくないのではないでしょうか。
福祉用具はみんなのもの。
見ていて楽しくなるようなカタログがあればなぁと思いました。

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