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【第86回】時間配分と現代事情(2008年12月23日)

研修を受けました。講師が最初に「まず、講義を30分したあとビデオを見ます。
その後意見を聞き、もう一度講義を…」という風に、予定をおっしゃいました。
このように最初に予定を言ってくださると心構えができて安心なのですが、なんだか、通常よりそのアナウンスが細かいような気がします。
そんな空気を読んだのか講師が続けました。「細かくてすみません。大学で教えていると、最初にこれを伝えないと、今の学生はもたないもので…。
何も言わずに講義を始めると20分くらいでザワザワしてきます。このまま90分いくのか!?と。
なので細かく伝えるクセがついてしまって…」とのこと。
うーん、そうなのか…。

そういえば娘の小学校の授業を見ていても、「はい!30秒でコレを覚えよう!」とか「2分集中して考えよう!」という先生のセリフが多いです。
よく言えば、生徒の集中力を高めると言えますし、悪く言えばゲーム感覚!?
オトナも子どもも「耐えられる時間」がとても短くなっているような気がします。
私も「待つ」ことができなくなってるなぁ…と現代事情を鑑みつつ、我が身も振り返ってます。

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