「社会福祉士たにこが行く」第1回〜

【第50回】朝9時の電話(2008年9月8日)

朝9時に電話がなりました。土曜日に退院された方のご家族からです。
退院前から病院のソーシャルワーカーから引き継いでいたので、状況はすぐわかりました。
退院したけれど思ったより負担が大きく、日曜日一日なんとか頑張って月曜日の朝一番の電話でSOSというわけです。
月曜日まで我慢されたのですね。申し訳ないです。

問題はまだ介護度がでていないということ。
でも介護度がでてから…なんて悠長なことは言ってられません。
病院のソーシャルワーカーからも「とにかくとても真面目な方で、それが逆にしんどさを増長している。
誰か相談できる人を求めている。相談できる環境があれば落ち着かれると思う」と聞いていました。

早速訪問しました(事務所にいる日で良かった!)。
考えないといけない(と家族が思っている)ことがたくさんあって、それがご家族の頭の中で整理できずパニックで、とにかく一つずつ一つずつ…と最優先事項からご相談しました。
それは今考えなくても大丈夫と思えることも、でも、心配されるので、私からは結論めいたことは言わず、往診の医師にご相談なさるのもいいかも知れませんねと言いつつ、後で「往診時にこのようなご相談をされるかと思います」と医師にご連絡しました。

さて、夕方。さまざまなサービス(と言っても介護度がまだおりないので、最小限)の調整の結果をお伝えするためにお電話差し上げると、お声が朝よりもずっとハリがありました。
安心しました。
「○○のこと、往診の時に先生に相談したら、今はそのことよりも食事をしっかりとれるようになることを考えましょう。そんなに急がずに…と言われました~」と明るくおっしゃいました。
くやしいけれど、同じことでも医師からのアドバイスとなると絶対的な説得力があるのですね。
希望されるサービスもすぐには手配できない部分もあったのですが「メドがついただけで、なんとか頑張れます」とおっしゃいました。少し落ち着かれたようで私もホッと一息です。
誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまう状況が、最もツライといえるかもしれません。
さあ、あとは介護度が早くでますように!
介護度がでたら、ご本人とご家族ともに安心できるプランを一緒に考えたいと思います(そしてどうか報酬が発生しますように…というのは心の中の叫びです)。

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