「社会福祉士たにこが行く」第1回〜

【第34回】認知がすすむ…その意味は?(2008年7月18日)

「痴呆」という言葉が「認知症」に代わったのは2004年。
「痴呆」という言葉を聞くと違和感を感じるほど「認知症」の方が当たり前になってきました。
でも、ちょっとおかしな日本語も蔓延しているのです。
「認知がでてきた」「認知が進んできた」という表現です。

「認知がでてきた」「認知が進んできた」というと、これまでの日本語なら(今でもでしょうが)「わかる力がでてきた」「わかる力が増してきた」という意味になります。
しかし現場では、「認知症」の意味で「認知」と言うようになっています。
つまり「認知症」が進んだ状態を「認知が進んだ」と言っているのです。
「認知症」とは「認知する力が低下した状態」です。
正確に言うなら「認知症がでてきた」「認知症が進んできた」というべきところです。
「認知症が改善した」は「認知が改善した」となるのかな?「認知が進む」は認知症が進行した状態で、「認知が改善した」は認知症が良くなった状態??あら~ややこしい。

混乱を防ぐためにも、日本語は正しく使いたいものです。

【第35回】ヘルパーとタクシーとケアマネ(2008年7月19日)については、こちらへ。

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