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【第32回】研修の光景…ドリンク当たり前?(2008年7月13日)

朝から研修を受講してきました。100人程度の受講生です。
研修の光景で最近気になっていることがあります。
それは、受講生の机の上にペットボトルが置いてある光景が当たり前になってきていることです。

一昔前であれば「必要のない物は机に出さずカバンにしまう」が当然だったと思います。
飲み物も「必要ない物」だったので、当然休憩時間が終わればカバンに片付けていました。
ですが、最近では当たり前のように机の上に出しっぱなしです。
個人の自由だと言われればそれまでですが、でも、一生懸命お話をしている講師の目の前で、座っている受講生が喉の渇きを潤すというのは、とても失礼なことだと思うのです(もちろん講師の前にも主催者がお水を用意していることが多いですが、講義中にゴクゴク飲む講師はあまり見かけません)。
それは福祉系の研修であれば、なおさら気になります。
ドリンクが目の前にあっても飲む余裕さえないまま懸命に講義をしている講師の立場に配慮できない人が、本当に現場で利用者さんやご家族の立場に思いを寄せることができるのか疑問に思うからです。
私の考え方が古いのかなぁ…。

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