「社会福祉士たにこが行く」第1回〜

【第11回】一人暮らしの把握(2008年5月23日)

二人暮らしをされている高齢のご夫婦がおられました。
要介護4の妻(私がプランを担当)が老人保健施設に入所となりました。
3ヶ月程度の入所になるでしょうけれど、夫も持病があり、これ以上の自宅での介護は無理です。
3ヶ月の間に遠くに住む子どもさんとともに今後の方針を考えていかれることでしょう。

さて心配なのは妻が入所の間(もしかしたら今後ずっと)一人暮らしとなる夫です。
これまでは妻にヘルパーなどが入っていましたが、夫自身は何もサービスを使っていません。
ご本人は「一人で大丈夫」とおっしゃいますが、先日も転倒しましたし(ヘルパー訪問時に!)、
これからは倒れていても誰も気がつきません。サービスがないのでケアマネもいません。

ふと「独居老人の名簿…ってよく聞くけど、一体、いつ、誰が、どのようにして把握しているのだろう」と疑問に思いました。
特に今回の場合、妻の住民票は変わっていないので、データで把握することはできないと思います。
その名簿に基づいて地域の「見守り声かけ運動」の対象になったり、「昼食会」などのお誘いがあるのだと思うのですが、名簿に載らなければ、声がかかりません。
確認したところ、私の住んでいる地域では、その疑問に対する答えは「民生委員が9月の敬老の行事の招待状を配る時に判明する」でした。
ネット時代にありながら、アナログなのですね。
行政として把握するシステムはないとのこと。あとは、関係者からの情報による…ということになります。
でも個人情報の問題もあり「入所」などの情報をどこまで伝えて良いのか困惑します。
今回の場合は、以前「高齢サービス」の一つを申請されたことがあるので、それを口実(?)に、当時申請の手続きをした在宅介護支援センターの相談員に様子伺いの連絡をしていただくことにしました。
近所とのお付き合いがあればさほど心配もしないのですが、地域とのつながりもあまりない方なので、心配です。
談員のアプローチをきっかけに、一つでもネットワークが広がれば…と思います。

【第12回】しないといけない?(2008年5月24日)については、こちらへ。

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