介護のコラムを読む

社会福祉士たにこが行く

戻る

【第4回】メールって難しい…(2008年5月6日)

GW…といってもあんまり実感のない連休でした。
ちょうど介護保険のレセプト請求の時期と重なっているので日程の調整が毎年難しいです。

連休中に「メールのやりとりって難しいな」と感じる出来事がありました。
複数の人たちとメールで作業を進めていることがあったのですが、行き違いが生じてしまったのです。
一人の問いかけに対して、「了解しました」と返信した人と何も返信しなかった人がいました。
そこで、『「返信なし」はすなわち自動的に了解とみなす』という認識の人とそうではない人がいたために行き違いが生じたようです。
私は意見があるならきちんと意思表示しないといけないと思うので、「返信なし」は了解したとみなされても仕方ないと思うのですが、そうではないようです。

発端はちょっとした誤解だったと思うのですが、メールのやりとりが重なるにつれ、重苦しくなりました。
私を含めどの人も「自分は正しい」と思っています。
メールの文面ではお互い「…の点を反省しています」とか「申し訳ありません」と言っているのですが、なんとなくギクシャクしています。また一つひとつの文言を深読みしたりするのです。
向き合って話し合えば、たいしたことではないかもしれないのに。

これからさまざまな相談をメールで受けることも多くなるかもしれません。
メールでは微妙なニュアンスは伝わらないことや意図したとおりに伝わらない可能性があることを肝に銘じておきたいなとつくづく感じた出来事でした。

親ケア.comオンラインサービス「繋がる」
おやろぐ