介護のコラムを読む

認知症老人の徘徊対策にGPSサービスを利用しています。

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【第13回】一瞬の隙で見失ったときにもGPSが役立つ。

〜実際の使用例

GPSサービスを利用しないでも済むようにヘルパーさんに来てもらっているんですが、祖父は、けっこう足が速いんですね。ですので、ちょっと一分ほど目を離した隙に、どこかに行ってしまって見えなくなってしまいます。祖父本人は足腰が弱いんですが、車輪付きのシルバーカーというのを利用しているので意外と移動する速度が速いです。だいたい5キロから8キロぐらいのスピードで、駆けていきます。

ですので、住宅地の路地では、すぐに見失ってしまう可能性が大きいです。そういうケースでは、携帯でGPSサービスを使って、どこに行ったのか探すと便利です。ちょっと見失ったときでもGPSで位置を把握していくことで探し出すことができて役立つんですね。そして、そうしたときに心得ておきたいポイントは、普段からGPSサービスの「拡大・縮小」なり地図の見方なりを、ある程度分かっていたいということです。肝心なときに、操作方法などの使い方を理解していないと、探す本人もパニックになってしまいますので、普段から、ある程度は使用しておいて操作方法などに慣れておく必要があると思います。

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