介護の本書評「review-kaigo」 第201回〜

第271回「介護というお仕事」

史上初!?小学生からの介護マニュアル、誕生。

介護というお仕事 (世の中への扉)

介護というお仕事 (世の中への扉)小山 朝子

講談社 2017-08-31


内容


日本は超高齢者社会に突入した。これからの時代、介護はすべての日本国民にとって切っても切れない話となることは間違いない。本書は小学生から身につけられる介護の基本技術がまとめられている。小学生も読めるよう、全編漢字にはひらがなでルビが振られている。

書評

介護と聞いてイメージするのは、「誰かの車いすを押すこと」や「食事の世話をすること」などをイメージするかもしれない。もちろんそれも正しいが、介護とは誰かの生活を支える行為であるとともに、その人の想いを想像し、尊重することでもあるのだ。

日本は、猛烈なスピードで高齢者が増加し、介護の仕事は社会から強く求められる仕事でもある。だからこそ、子ども時代から介護について学び、その仕事を知ることは非常に重要な意味を持つ。

現在、全国の小中学校で認知症サポーターが増えている。しかしながら、その仕事の全貌ややりがい、技術などを小学生などの子どもに伝える書籍は少ないのが実情だ。本書では、そんな介護の基本が小学生でもわかるようにかみ砕いた説明で紹介されている。

第1章「食べることを手伝う」、第2章「入浴することを手伝う」、第3章「排泄することを手伝う」では、いわゆる三大介護シーンに関するテクニックや心について紹介されている。第4章「認知症を知ること」では、認知症という病気の基本的な知識について学ぶことができる。そして第5章「介護を仕事に選ぶこと」では、介護職の人が働く職場の種類や介護職の仕事をするために必要な資格や資格取得に向けて学べる学校の紹介、さらには仕事の流れなどが紹介されている。

介護の仕事はいわゆる『3K仕事』といわれている。しかし社会に必要な介護職の人々は、若い人たちから憧れられるような「カッコイイ仕事」と社会全体が認めていくことが必要だと感じた。

第272回「ムリをしないで親の認知症とつきあう方法」については、こちらへ。

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