介護の本書評「review-kaigo」 第201回〜

第266回「これで安心!入院・介護のお金」

経験豊かなFPが介護のお金の解説&アドバイス。

これで安心! 入院・介護のお金  ――知らないと損する48のこと

これで安心! 入院・介護のお金 ――知らないと損する48のこと

畠中 雅子, 新美 昌也
技術評論社


内容


入院や介護に備えるには、お金が必要になるのは間違いない。実際に掛かるお金はもちろんだが、もらえるお金も大切だ。本書では、介護にまつわるあらゆるお金について解説&アドバイス。2018年の制度改正と報酬改定にも対応している。

書評

ファイナンシャルプランナーである筆者がよく聞かれる質問が、「老後資金はいくらあれば足りるか」や「貯金は3000万円以上ないと老後を乗り切れないですよね?」というものだという。今実感するのは「長生きリスクにどう備えるか」が、と老後生活における優先順位が高いテーマになっているという。

人生100年時代を生き抜くには老後資金の必要額と言った総論だけに注目するのではなく、健康や住まい、相続や子どもたちへの資金援助など個別の問題に目を向ける必要がある。そこで注意すべきなのが、「健康寿命を終えてからの生活費の変化」だという。

手術が必要な病気になったり、要介護状態になったりと、自分の意思ではコントロールしづらいお金が増え始めてからの生活費だ。男性でも10年弱、女性なら15年弱の期間になると思われる。健康なら節約も可能だが、病気になると節約はままならなくなる。逆に医療費と介護費が両方同時に掛かるようになり、出費はどんどん増えていくのだ。

本書では入院や介護が必要になった場合に備えられる知識がまとめられている。これからの時代を生き抜くには、健康なうちに制度を理解する「知識武装」が必要だという。それが老後に備える確かな方法だ、と筆者は語っている。

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