介護の本書評「review-kaigo」 第201回〜

第252回「70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本」

すべて実体験だからリアルでわかりやすい!

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70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本 改訂版 (入院、死亡、認知症、介護、相続の対応がすべてわかる)永峰 英太郎 たけだ みりこ


内容


本書は筆者の「こんな本があったら自分はもっと助かったのに」という想いを実現した本となっている。なので、リアルでわかりやすく、行動を起こすのに良いおおよその目安年齢まで書いてくれており、行動を促してくれる一冊となっている。

書評

母が末期癌、父が認知症という2つの重大な出来事が一度に襲ってきた筆者の家族。怒濤の日々の中で感じたのは、もっと事前に準備しておけば良かったという思いだった。親が元気なうちにやっておくべきことがあったと実感。逆に早めにことを起こしたからスムーズにできたこともあったと言う。

本書では筆者が自らの実体験で得た「やっておけばよかったこと」や「やっておいて良かったこと」、さらには認知症の知識や「知っておくべきこと」などがまとめられている。親の万が一は突然やってくる。いつから行動を起こすべきか?筆者は「親が70歳に迫った頃から」という。70歳になると親の衰えを感じるようになるという。70歳を超えた親に対して「まだ大丈夫」という想いは捨てるべきだ、と筆者。

本書は親が少し弱ってきたらすること、親が重い病気になったらすること、親が死亡したらすること、親が認知症になったと感じたらすること、有利な相続をしたいなと思ったらすること、の5つの章から構成されている。こういったことを事前に把握しておけば、漫然とした不安は消える。安心して親の老後と向き合うことができるようになるという。

「何があっても大丈夫」という自信は余裕を生み、結果的に親も子どもも笑顔になり、最高の親孝行につながるという。不安で行動を起こせない人こそ、本書を読んで自分なりのペースで行動を起こしてみてはいかがだろうか。

第253回「続・下流老人」については、こちらへ。

関連サイト

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