介護の本書評「review-kaigo」 第201回〜

第224回「やってはいけない「実家」の相続」

相続後も困らない「実家」を空家にしない方法。

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やってはいけない「実家」の相続天野 隆


内容


現在、日本の持ち家率は約8割。少子高齢化の影響もあり「住まない実家」を相続するケースも増えている。「住まない実家」には税金が割高になったり、維持費が掛かったり、何かとお金が掛かる。とは言え、想いでの詰まった家をすぐに売るのも忍びない。日本一相続を見てきた税理士の筆者が、モメない、後悔しない相続のヒントを紹介する。

書評

今、日本中で空き家が増えている。治法だけではなく、都心部でも増えているのだ。これには相続の問題が大きく関わっている。親が亡くなっても実家に住む必要がない子ども。結果的に強度の土地を相続したものの、誰も住まない空き家になってしまうのだ。「住まない実家」は税金も割高になり、維持費も掛かる。経済的にもやっかいな存在なのだ。

2015年の相続税の改正により、相続税の課税対象になるケースが増え、相続税が心配なのはお金持ちだけ、という概念も崩れつつあります。売却すれば良いだけかもしれないが、それがベストとは言えない、と筆者。実際には、「家族の心情」や「人間関係」があり、簡単に売却できないケースがほとんどだという。

本書では、さまざまな事例をもとにして、生前の付き合い方に始まり、相続が始まってからのスケジュールなど、良い相続、悪い相続について、それぞれの家族にとって最良の「実家の相続」をアドバイス。もちろん相続による過大な金銭的不亜炭を軽減する方法も紹介されている。

相続が順調に進めば、「住まない実家」の問題も解決する、と筆者。本来相続は親の金銭だけではなく、心も受け継ぐために行われるもの。しかしながら、相続によって金銭的にも精神的にも大きな負担を強いられては本末転倒となる。本書を参考にすることで、最良の相続解決法が見つかるかもしれない。

第225回「介護起業」については、こちらへ。

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