介護の本書評「review-kaigo」 第101回〜

第196回「親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと」

初めて喪主になる人は必見!

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親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと
三村 麻子 内田 麻由子


内容


親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと。それは葬儀屋のことでも、病院での手続きでもなく、ましてやどこかに連絡することでもない。ただ、個人により添うことだ、という筆者。親の葬儀や相続、その準備を通して「家族みんなのしあわせ」を目指せるかもしれない。

書評

死の瞬間は、故人により添うことを考えよ、という筆者。ただ、看取りに十分な時間を掛けてもしばらくは頭が真っ白になるという。しかし、葬儀に向けた準備という意味ではここからが本番だという。特に病院で亡くなるケースが多い現在、現実はいつまでも放っておいてくれないという。「遺体はどこに運ぶか」「葬儀屋はどこにするか」「誰に連絡するか」など、やるべきこと、判断することが嵐のように襲ってくる。

こんな状況下で最善の判断を下して行くにはどうすれば良いか。答えは「情報を得て、『その日』に備えておくこと」だという。何をするべきか知っておくだけで、いくらか精神的余裕が生まれるという。ここで勘違いしてはいけないのが、親の死は「いつか」来るものではなくて、「必ず」訪れるものであるということ。その現実から目をそらすことなく、しっかりと向き合うことができれば『残された時間』を意識でき、残された時間をどう過ごすべきかが見えてくるという。親が亡くなってから「ああすればよかった」「こうするべきだった」と後悔しても届かないのだ。すべては生きている間に準備し、考えておくべきだ。

本書では、死後に発生する一大事として相続に注目。税理士の監修によって相続の基礎知識が紹介されている。本書なら、親の生き方や想いを受け継ぐ円満相続のコツを身に付けられるかもしれない。

第197回「おひとりさまの遠距離介護けもの道」については、こちらへ。

関連サイト

  • おやろぐ
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