介護の本書評「review-kaigo」 第101回〜

第185回「認知症の正しい治し方」

コウノメソッドが認知症を改善する!

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症例DVD付 認知症の正しい治し方河野 和彦


内容


筆者である河野氏が30年間にわたる認知症治療の経験を積み重ねて作った「コノメソッド」。2007年にインターネット上で公開され、毎年進化し続けている。河野氏自らが著者となり、コウノメソッド実践医の普及を図るべく立ち上がったのが本書である。認知症のすべて、コウノメソッドのすべてがこの一冊に込められている。

書評

認知症患者の治療法として注目されるコウノメソッド。だが、医学界においてはまだ認知症に本気で取り組もうと考えるドクターは少ない、と河野氏。そんな状況下で大切になるのは患者さんを実際に介護している家族の意識だという。

本書は、認知症患者の介護を置こうな家族向けに書かれたコウノメソッドの本と言える。現在行われている認知症治療の大半が、認知症患者の数だけ介護する人を必要とするという問題を解決していない。介護の必要ない状態にするための治療が行われていないのだ。その理由は肝心の医師が認知症に対して無知すぎるからだという。認知症のことを知らない、治療を方を知らない医師が多すぎるため、介護する家族が多大な苦労を強いられているという。中でも治療薬をいい加減に処方している医師が非常に多いという。症状を抑えようとして強い薬を処方し、逆に患者さんを廃人同様に陥れてしまう。そんな治療を平然と行っている医師がたくさんいるという。

だからこそ、家族も本書で認知症について正しい知識をしっかりと理解しておくことが必要だ、と河野氏。本書や付属のDVDを通じて、コウノメソッドの基本的な考え方に触れ、患者さんと家族にこのされた時間を幸福で素晴らしいものにするチャンスが、大きく広がるかもしれない。

第186回「迫りくる「息子介護」の時代」については、こちらへ。

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