介護の本書評「review-kaigo」 第101回〜

第168回「高齢者と家族のためのはじめての排泄ケア」

尿漏れやトイレ介助に悩まないですむ!

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高齢者と家族のためのはじめての排泄ケア
ユニ・チャーム排泄ケア研究所 後藤百万


内容


中高年の人々の中には、排泄トラブルを抱える人も少なくないそうだ。しかも個人的な行為だけに人に相談するのも難しかったりする。だが、排泄トラブルの多くは医学的な治療や排泄用具を適切に使うことで解決するという。本書では、すぐに実践できる対処法や解決策を紹介している。

書評

普段、排泄について意識することが少ないだけに、いざトラブルが起こると慌ててしまう。だが、実際には、若い人から高齢者まで、多くの人が尿漏れをはじめとした排泄トラブルを経験しており、決して珍しいことではないのだ。友人や家族に相談しにくいというのも理解できる。だが、排泄トラブルの多くは、医学的な治療を行うことで改善できるほか、排泄器具や吸収物品を適切に選んで使えば、よりイキイキとした毎日を送ることができる。

本書では、泌尿器や消化器、認知症といった専門家からノウハウを集め、本人や家族がすぐに実践、対応できる方法や解決策を状況ごとにまとめている。第1章では基礎知識として、排泄の仕組みと加齢とともに起こりやすいトラブルについて紹介している。第2章は、自分自身の軽い尿漏れや親の尿漏れに困っている人々、第3章は親のトイレ介助をしていたり、これから介助をはじめようとする人向け、第4章は寝たきりの親の介護をしている人向け、第5章は認知症の親の排泄ケアに悩んでいる人のためのページとなっている。また、第6章では、排泄に関する気になる症状と病気について記されている。

巻末資料としてまとめられている「排泄器具の選びのフローチャート」「あんしん介助術」「体操」も役に立ちそうだ。

第169回「2025年 介護保険は使えない?」については、こちらへ。

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