介護の本書評「review-kaigo」 第101回〜

第165回「一人でもだいじょうぶ 晴ればれ冬じたく」

自分の「終活」も一人でだいじょうぶ!

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一人でもだいじょうぶ 晴ればれ冬じたくおち とよこ


内容


「人間は誰でも生まれてくる時は一人、、旅立つ時も一人」とよく言われるが、その言葉を実感するのは、両親を看取ってからという人が多い。「冬じたく=終活」をテーマに、自分の人生を整理するタイミング、そして筆者の「冬じたく」について存分に語られている。

書評

長い介護を経て、両親を看取ると、ホットすると同時に次はいよいよ自分の番か、と考える人も多いそうだ。現代において、両親を看取ったということは、自分自身も晩秋にさしかかっているケースが多い。だが、高齢化社会が進むにつれ、この人生の晩秋の期間がどんどん長くなっている。

視界の晴れない先行きを考えると悩ましい事柄が山積している。「老後の暮らしは月間いくら掛かるのか」「子どもの世話にならないようにするにはどうすればいいか」「終の棲家はどこにするか」「一人になったらどうしよう」と言った具合だ。だが、子どもがいてもいなくても、妻や夫がいなくても、未婚や離婚に限らず、最後は皆一人なのだ、と筆者は語る。だからこそ、「一人でも大丈夫」と自分なりの覚悟ができれば怖いものはなくなるという。

本書では、「健康」「暮らし」「住まい」「マネー」「人間関係」の5つのテーマをもとに、筆者自身の「冬じたく」の様子が書き綴られている。もちろん、人生観や価値観、暮らしの優先順位は人それぞれ。皆違って当たり前なのだ。だからこの本に書かれたとおりにする必要はまったくない。本書を読んで、ひとつでもふたつでも「一人でも大丈夫」と心晴れやかになれば、と筆者。

第166回「介護ヘルパーは見た」については、こちらへ。

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