介護の本書評「review-kaigo」 第101回〜

第152回「心が楽になる介護のヒント」

52人の著名人が語る介護体験

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心が楽になる介護のヒント
読売新聞生活部


内容


家族を支えた52人が、自らの言葉で介護について語る本書。登場する著名人は、誰もが家族の介護を前に悩み、苦しみ、揺れ動きながらも真摯に向き合っていたことがわかる。同じような立場の人にとっては大きな精神的支援となる一冊。

書評

平成24年度版「高齢社会白書」によれば、介護保険制度における要介護者、要支援者と認定された人は平成21年までに約484万人以上だという。現在は、家族の介護や看病のために転職する人も増えているそうだ。

本書は読売新聞の連載記事を一冊の本にまとめたものだ。その内容は、各界で活躍する著名人が自らの介護体験を語るというもの。著名人の方々は皆、家族の介護を前に悩み、苦しみ、揺れ動きながらも真摯に向き合い、率直に語っている。これらの記事は、毎回「励まされた」という反響が多数寄せられるとともに、記事制作に関わった読売新聞の記者はそこから介護に関わる人々の孤独感や焦燥感を感じたという。子どもがいない人はいても、親のいない人はいない。誰もが人生の中に介護を組み込まなければならい時代なのだ。著名人たちが普通の人と同じように介護に悩み、苦しむ様子を伝える本書が示すのは、これからの時代、介護は個人にも社会にも必須科目となる、ということだ。

中村獅童、木戸真亜子、綾戸智恵、山本譲二といったテレビの向こう側で活躍する著名人たちが、自らの介護体験を語るということは、同じような立場の人たちにとって精神的な支援になると同時に、登場する工夫やアイディアは我々の介護にも役立つものだろう、と本書は語る。

第153回「介護1年生」については、こちらへ。

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