介護の本書評「review-kaigo」 第101回〜

第144回「親の認知症が心配になったら読む本」

知っておきたい認知症の知識と対応のポイント。

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親の認知症が心配になったら読む本
小川 陽子 岡本 成通


内容


高齢者の親がいればちょっとした物忘れに「認知症じゃないか」と思ってしまう。だが、剃れもすべては認知症をはじめとした高齢者の病気に知識がないから。本書では、高齢の親がいる人なら絶対に知っておきたい病気の知識を対応のポイントをわかりやすく解説してくれている。

書評

親子は生涯慈しみ合う大切な関係。子どもはたとえ50歳や60歳になっても、心のどこかで親を頼りにしているものだと筆者。その親が認知症になると、普通のことができなくなる。そればかりか、迷惑で危険な行動ばかりして常に見守りが必要になる。そんな目の前の親の状況を受け入れがたく、介護への不安にさいなまれるのだという。

通常は認知症の親をそのままに受け入れ、平静に介護できるようになるまで何年もかかるのだそうだ。それは何も知らないから。筆者は「知らないことは怖いことだ」と語る。病気のタイプと、どんな介護が適切なのかがわかれば、受け入れるのがグンと楽になるのだそうだ。そして、介護する側が明るくなれば、介護される側もまた穏やかに明るく過ごすことができる。そんな好循環が始まり、親とこの新たな慈しみあいが始まるのだ。

認知症は決して恐ろしい病気ではない。怖いのは人の心の中に育った誤解と偏見だ、と筆者。本書は「おかしいな」と発症を疑うところから、認知症中期、後期のはじめまでの介護の知恵が100個掲載されている。

第145回「認知症 家族を救う劇的新治療」については、こちらへ。

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