介護の本書評「review-kaigo」 第101回〜

第110回「老前整理」

あふれるモノを片付けて、人生をもっと豊かにする!

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老前整理 捨てれば心も暮らしも軽くなる
坂岡 洋子


内容


本書は、モノの片付け方や収納の方法を解説する本ではない。文明社会、物質社会と言われる現代に生まれたからには、生きれば生きるほどモノはたまっていく。それはこの世から消える瞬間まで続く。ただ、消える瞬間には何も持って行くことはできないのだ。だからこそ、気力や体力がある生前にできるだけ整理しておくことが大切であり、それを考えることこそが、これからの人生を考えるということになる。

書評

生まれてから消えるまでずっとモノがたまり続ける人生の中で、消える瞬間はなにひとつ持って行くことはできないのに、我々はなんのために、どれだけのモノに囲まれて暮らしているのだろう?年齢を重ねるごとに、体力的にモノを整理することが難しくなる。だからこそ、将来に備えて気力や体力が充実しているうち、すなわち老いる前に整理することが重要なのだ。

だが、なかなか片付けられない。それはなぜなのか。モノの片付けだけに主眼を置いてきたからだと筆者は語る。これまでの人生を振り返り、今後の人生を見据えた上で心の整理をすることが、片付かないモノたちの整理につながるという。本書で学ぶ整理は頭と心の整理方法だと言える。

つまり「老前整理」に取り組むことは、単なる片付けではない。どのように生きたいかという人生設計を考えることにつながり、生き生きとした自分を取り戻すことができる可能性を秘めているのだ。

第111回「介護で心がいきづまったときに読む本」については、こちらへ。

関連サイト

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