介護の本書評「review-kaigo」 第1回〜

第95回「お年寄りのためのひとり分料理」

きちんと食べることは元気の秘訣なのです!

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お年寄りのためのひとり分料理―ひとり暮らしにも、ヘルパーさんにも役に立つ
佐伯 知美


内容


心も体も元気でいるためには、やはり衣食住が大切で、とりわけ「食」は毎日3回やってくる楽しみなイベントとなる。だが、お年寄りに向いたおいしい食事を少量だけ用意するのは、材料を無駄にしてしまったり、思いの外面倒な手間が掛かったりして、案外ハードルが高いものだ。

書評

バランスの良い食事は老化予防や介護度の進行防止、認知症の予防にもつながるという。たかが食事、されど食事、高齢者の人生にとっては大きな位置を占める毎日のイベントなのだ。本書では、一人分の料理でもおいしく作るためのレシピが公開されている。噛みにくいからと諦めていた料理や飲み込みにくさが心配な食材には食べる力に合わせたアレンジも紹介されている。

例えば材料を無駄にしないために、二人分作って一日目は一人分を食べ、残ったもう一人分は翌日にアレンジして楽しむ方法や、保存が効くものについてはその方法などが丁寧に記されている。

お年寄りだからといって、味のない同じ食感に砕かれた野菜ばかりを食べていては、人生に張りや楽しみがなくなり、一気に認知症が進行することもあるという。おいしさや見た目はそのままに食べやすくしたひと工夫のある料理がたくさん並んでいるのは、作る側にとってはうれしい限り。また、すべてのメニューにカロリー、たんぱく質、塩分が表示されているのも高齢者の食事にとってはとても便利と思われる。

第96回「介護で仕事を辞めないために」については、こちらへ。

関連サイト

  • おやろぐ
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