介護の本書評「review-kaigo」 第1回〜

第90回「老後のお金の新常識」

若いうちから知っておかないと絶対ソンする!

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老後のお金の新常識 (ぶんか社文庫)
岩崎 博充


内容


「NPOやボランティアが実施する田舎暮らし支援策への助成金額」「リタイア後の海外移住先で最もよいのはタイ。タイ国内の助成制度は?」など、今後必要になってくる生活の見直し、ダウンサイジング方法を細かく伝授。若いうちから知っておきたい知識が満載。

書評

日本人には負の考え方、マイナス面にばかり気を取られて本来楽しめるはずの老後の生活を精一杯楽しんでいないという指摘がある。将来のことばかりを心配して,自分が蓄えたお金もろくに使わずに過ごすような老後にはしたくないものだ。

そもそも日本の年金制度は、少し前までは世界に例を見ないすばらしいものだった。55歳前後で定年退職した後は、死ぬまで年金で基本的な生活資金を得ることができた。だが、現在では65歳に満額受給開始でも制度に不安が残るという。しかも、3人に1人の割合まで増えた高齢者が積極的にお金を使わないと日本経済は活性化せず、年金制度も破綻する可能性が高い。つまり、身体的にも経済的にも、動けるうちにできるだけ動いて、社会に還元する努力が必要だと筆者は語る。

また、これからは発想を切り替えて財産を使い切る、いざとなれば海外生活、あるいは生活保護といった具合に、これまでの発想を変えていかないと老後を生き抜くことは難しいという。老後を迎える人はもちろん、これから老後の準備を考える若い人にこそ読んでもらいたい一冊と言えるだろう。

第91回「ひとり暮らし安心術」については、こちらへ。

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