介護の本書評「review-kaigo」 第1回〜

第48回「介護を元気にする本」

経験者が本音で教える人間らしく生きる方法。

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【毎日使えるマニュアル】介護を元気にする本
秋定 啓文


内容


介護をする多くの人や施設に取材を行った客観的な視点と、長期間介護を経験した筆者自身の視点という二つの視点から現場の声を伝え、現状の介護に対する改善点を提案している。

書評

筆者は、介護経験者として、「介護」という言葉は必要ないという。あくまで当たり前のことをしているだけだ、と。「介護」という特別な状態であるとすることで、周囲の人々の「生活」が奪われてしまうのだと筆者は説く。

実際に介護を体験していない人は、介護そのものが非常に大変で身を削るようなものだと感じているかもしれない。だが、本書を読むと、実際に介護をされている皆さんは、直面する事態に柔軟に対応しながら、非常に豊かにいきているようだ。また、本の最後にある『介護「逆引き」インデックス』は非常に便利だ。介護初心者にとっては、自分が探している情報を見つけやすくなっているのもうれしい。

「介護保険の欠陥に打ち克つ知恵とワザ」「公的サービス、相談機関を倍以上活用するポイント〜裏技はこれ〜」など魅力的な章タイトルが並ぶ。この一冊があれば、介護をする人は、楽しく楽に介護が出来るかもしれない。

第49回「親の捨て方」については、こちらへ。

関連サイト

  • おやろぐ
  • あなたの会社専用の介護ポータルサイトを構築するサービス『KAIGOW(カイゴウ)』

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