介護の本書評「review-kaigo」 第1回〜

第45回「介護の達人」

40項目の「明るい介護」のヒントが満載!

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介護の達人―家庭介護がだんぜん楽になる40の鉄則 (文春文庫)
羽成 幸子


内容


一人の人間を介護することは、人生を受け入れること、すなわち価値観や言葉、習慣、においに至るまで、そのすべてを受け入れることだという。主婦として5人を看取った経験を持つ筆者が、大変な介護もきっと楽しくなる介護のヒントを40項目に分けて紹介してくれる。

書評

「介護保険があってもなくても介護は普遍的な人間の営みの一部であり、決してなくなることはない」と語る筆者。だが、家族介護の悩みや苦しみは、その立場になってみなくてはわからない深さがあるという。

介護という現実は待ってくれるものではない。ならば、せめて少しでも楽な気持ちで介護に関わることができる方法で…と、筆者が自身の体験の中で気がついたことを気がついたときに書き留めていたメモをもとにして書き上げられたのが本書だ。

「ヘルパーとの上手な付き合い方は、遠慮なく要望をはっきり伝えること」と聞くと当たり前だと思うだろう。だが、実はなかなかできないことなのだという。そんな「目からウロコ」の鉄則が40も紹介されている。介護によって自分の「生」を見つめ直すことで、新しい自分の生き方が見えて来るのだ。筆者は、人にはそれぞれの人生があるように、介護の方法も人それぞれで、本書の「介護の鉄則」はあくまで筆者自身の鉄則だという。これを読んで、あなたなりの「介護の鉄則」を記してみるのも良いかもしれない。

第46回「「痴呆老人」は何を見ているか」については、こちらへ。

関連サイト

  • おやろぐ
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