介護の本書評「review-kaigo」 第1回〜

第43回「お母ちゃんが起きられなくなった」

介護と仕事の両立に奮闘する、女性アナウンサーの7年間の記録。

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お母ちゃんが起きられなくなった―パーキンソン病との七年間の闘い 東京仙台遠距離介護記 (小学館文庫)
石川 牧子


内容


東京のテレビ局で女性アナウンサーとして第一線で活躍していた著者。そんな折、故郷仙台の母親がパーキンソン病に冒された。在宅介護か、施設に入れるか。仕事を取るか介護を取るか…。多くの悩みと激務を抱えながら、7年間もの間、遠距離介護を続けた筆者の介護奮闘記。

書評

東京でアナウンサーという仕事をしていても、両親の前では一人の子どもである。両親の世話をしたいし、一緒にいたい…そんな気持ちだからこそ、周囲から東京〜仙台間の往復の労をねぎらわれても、自分は大変じゃなかった、と言えるのだと思う。本書はパーキンソン病の母親の介護日記でありながら、筆者の母に対する愛情の深さがつづられたラブレターのように感じられた。

介護保険制度が始まり、世の中の看護に対する意識は変わったと言えるだろう。訪問看護師や医師、そして家族が手を携えて、患者に残された日々を最良にしようと頑張ることができる時代になったと筆者も語っている。そして、これからは介護保険制度をより良くするため、そして未来の人々のため、皆で声を上げて改善していくことが必要だと。

第44回「中村寿美子の介護相談室」については、こちらへ。

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