介護の本書評「review-kaigo」 第1回〜

第38回「マンガ認知症ケア」

よくある問題行動の原因をマンガでわかりやすく解説!

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介護がラクになる マンガ認知症ケア (介護ライブラリー)
三好 春樹 市川 リンタロウ


内容


特養ホーム、ショートステイ、デイサービス、訪問介護のスタッフたちが、管理主義的な施設長反発しながら、認知症老人への想像力と創造力を駆使して、手作りの介護を実践していく様子が描かれている。マンガなのでとても分かりやすい。

書評

本書は認知症老人への対応方法をマンガでわかりやすく解説したもの…と言ってしまえば簡単だ。だが、これらのノウハウは“認知症”という言葉すらなく、“ボケ”と言われて力任せに介護を行っていた時代から蓄えられたものだという。そして、昔の方が介護士は純粋に“ボケ=認知症”と向き合っていたという。

介護福祉士などという資格制度や研修制度、さらには専門書すらない時代。素人集団が目の前にいる老人を落ち着かせるために想像力と創造力を働かせて、笑顔が出るまでにしていた時代。薬や抑制に頼ることなど、当時はほとんどなかったと筆者は語っている。「認知症老人のケアは、人と人の間にあるドラマだ」と語る筆者の思いが描かれた一冊だ。

第39回「認知症になる僕たちへ」については、こちらへ。

関連サイト

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