介護の本書評「review-kaigo」 第1回〜

第13回「なぜ男は老いに弱いのか?」

「団塊の世代」の男性は老年期が危ない!?

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なぜ、男は老いに弱いのか? (講談社文庫)
三好 春樹


内容


「団塊の世代」が次々と定年を迎え、いよいよ始まる大量定年時代。職場から離れた男たちは、一体どこへ「回帰」していくのか? 女性が老後を生き生きと楽しむ時代、男性も同じように自分の居場所を見つけることができるだろうか……。

書評

「団塊の世代」である筆者は、30年以上、老人介護の現場を見守る中で、「団塊の世代」の老年期は危ないと警鐘を鳴らす、特に男性が危ない、と。

老人施設はどこも女性上位だ。施設に行かなくたって、旅先や人の集まるところ、必ず老人女性ばかりの集団がいて、男性がいても少数、しかもそれぞれが孤立している。社会は「男中心」だったが、社会を出た「世界」はまさに女中心なのだ。それに対抗するどころか、男はついていくのが精一杯だという。そのような「世界」で男はどう立ち回ればよいのか?

筆者は「自然と老いと女には勝てない。だから、子どもに戻れ」と語る。つまり、どうせ女には勝てないんだから、それを認めてすべてを委ねてしまえ、と。負けないようにする、この戦略って、案外アリなのかもしれない。

第14回「勇気が出る介護の本」については、こちらへ。

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