介護の本書評「review-kaigo」 第1回〜

第11回「故郷の親が老いたとき 〜46の遠距離介護ストーリー〜」

両親が離れて遠方に住んでいる人、親の老後が気になる人は必読。

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故郷の親が老いたとき―46の遠距離介護ストーリー
太田 差惠子

内容

「遠距離介護」……マスコミによって「悲壮で大変」というイメージが定着しつつある。だが、本当に「遠距離介護」は同居より大変なのか? この言葉を世に出した筆者が、実際のケースをもとに「遠距離介護」が可能にする“親子それぞれの生活を大切にした介護スタイル”を探る。

書評

物理的な距離を埋めるための時間、費用の負担、その悲壮感ばかりがクローズアップされる「遠距離介護」。本当に大変なだけなのか?

「遠距離介護」はお気楽と言われることもある。それは介護される親よりも、介護する側の子が、自分の生活を優先しやすいからだ。そしてそれは周囲からきちんと面倒を見ていない」ように見えて批判されることもある。だが、介護される親にも、介護する子にも離れて暮らしてきた期間に築いたそれぞれの生活がある。それを全て投げ打つ介護が、すばらしい介護かどうかは別の話だ。同居して介護できれば、それは本当にすばらしいが、それができない事情もある。

本書では、介護のプロが見た実際の遠距離介護のケースをもとに、遠距離介護ならではのポジティブな親とのつきあい方、関わり方をはじめ、遠距離介護で注目されがちな費用、時間、健康、人間関係、そして介護などの観点から遠距離介護を選択した人々の生き方が記されている。

第12回「最新介護にかかるお金がわかる本」については、こちらへ。

関連サイト

  • おやろぐ
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