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【お悩み001】年金額を超える高額な施設で暮らす義母。義実家を売ることって可能?

今、義母が施設に入っています。少しずつ認知機能が衰えています。

現在も年金だけでは足りなく、義母の貯金を崩しながら施設暮らしをしています。貯金がなくなったら義母の家を売って払うと夫は言っていますが、家もゴミ屋敷のようになっており、すぐに売れる状態ではありません。
 
いくら貯金があるのか私にはまったくわからず、不安でいっぱいです。

義母は、うちの家が施設に近いため、いろいろ頼みごとばかりしてきます。このままでは貯金がなくなるかもしれません。

年金では賄えない金額の施設に居続けるのは、私としては賛成できないです。

何かと不安な状態のご様子ですね。お気持ち、お察しいたします。

認知症の親の家は、子どもの一存で売却することはできません。また、かなり良い場所にある家でないと、買い手がつかないことも珍しくありません。

さらに言うと、認知症であることが金融機関に知られると口座が凍結され、ご主人がお義母さんのお金を下ろすこともできなくなります。裁判所で手続きして法定後見人をつける必要がありますが、ご主人が選任される可能性は低く、見知らぬ弁護士さんなどが後見人になります。選任までは早くて3カ月。ヘタをすると1年ぐらいかかることもあり、その期間中は口座からお金を下ろすことはもちろん、実家の売却なども一切できません。

お義母さんにまだ一定の判断力がある、という前提でアドバイスさせていただくなら、下記のような対策が必要になるかと思います。

いずれも認知症になってからだと間に合わないので、なる早で取り組む必要があります。

【対策1】ご主人が任意後見人になる or 家族信託契約を行う
地域の弁護士に相談されることを強くオススメします。
「家族信託 (自治体名) 弁護士」などで検索すれば、候補が見つかるはずです。

参考サイト
任意後見人が被後見人の自宅を売却する際の注意点
家族信託では親の不動産を子が売却できる!得た代金は親の生活資金として引き続き管理 | 相続会議


【対策2】リバースモーゲージを利用する
実家の名義はお義母さんにしたうえで、ローンを組む制度です。比較的便利な都市部以外では利用できません。

最初にまとまったお金を受け取ることができ、月々の返済は金利分のみと低額。お義母さんが亡くなられた際に、実家を失うことで元本分は相殺となります。

参考サイト
リバースモーゲージの仕組み 超カンタンまるわかり! | 東京スター銀行


【対策3】リースバックを利用する
実家を売却したうえで、月々家賃を払うことで住み続ける権利を維持する制度です。リバースモーゲージより対象エリアは広いですが、比較的便利な都市部以外では利用できません。

最初にまとまったお金を受け取ることができ、家を維持するための修繕費や税金の支払いが無くなります。

参考サイト
リースバックとは?メリット・デメリットなどをわかりやすく解説|りそなグループ

【対策4】実家を売却する
既にお義母さんは施設に入っておられるので、「実家を手放したくない」という強い思いが無いようなら、対策2-3よりもこちらが良いと思います。

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