お金の管理などを代行してもらうサービスがある。
ひとり暮らしや老夫婦だけで暮らす親が、お金や通帳などの管理が難しくなってきた場合は、お金の管理を代行してくれるサービスを利用すると安心です。
これは「日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業)」と言われるもので、介護保険のサービスとは別に、各都道府県や社会福祉協議会が行っています。細かい実施内容は地域によって異なるので、利用にあたっては、市町村の社会福祉協議会や地域包括支援センターで相談してみましょう。
日常生活自立支援事業のサービス内容
サービス内容 | 費用 |
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福祉サービスの 利用援助 |
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日常的金銭 管理サービス |
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書類などの 預かりサービス |
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日常生活自立支援事業 サービス費用の目安
サービス内容 | 費用 |
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福祉サービスの利用援助 | 1回あたり1,200円ぐらい〜 |
日常的金銭管理サービス | |
書類などの預かりサービス | 月額250円ぐらい〜 |
悪徳商法の被害防止にも有効。
信頼できる第三者に定期的に訪問してもらうことで、悪徳商法の被害の早期発見や防止も可能となるほか、親の様子を見守ってもらうことにもなります。
遠距離での介護を行う際には、前向きに利用を検討することをおすすめします。