
【第49回】入院七・八日目のタクさん(2006年9月2日)
〜誤嚥性肺炎のタクさん(入院含む)【認知症末期】
◆入院七日目 8/31(木) 点滴は前日と同じで1日2本。
夕方行ったとき、今日は何だか眠そうでした。 いつもの日中の点滴はすでに終わっていて、 抗生物質の点滴を寝る前にする用意だけしてありました。
今日もまた両足を立て膝にしていました。 全然真っ直ぐに伸ばしてくれないので、このまま固まってしまうと心配です。
眠っていたので顔をずっと眺めていたら、急にしゃべりだしました。 「何でもこーゆーときゃ、やるもんだよ!!」(力強く)
私がちょっと咳をしたら、 「いい○○してる!!」と、咳を何だと思ったんでしょうか?(笑)
毎日立て膝しているせいでしょう「足が痛いんだよ〜!」と何度も言いました。 「さぶいような…」(出身の山梨訛り)と言うので タオルケットの上に毛布も掛けてあげると、「下手に動かん方がいいよ」と。
夕方雨が降って気温が下がってましたから、 腕や脚を出しっぱなし(自分ですぐまくりあげる)の父は寒かったようでした。
◆入院八日目 9/1(金) 点滴は前日と同じ
今日はとても元気。 私が来る前から一人でブツブツずっとしゃべっていた様子でした。 話を聞いてくれる私が来てからは益々話は絶好調!!
「私は決して悪いことを言っているんじゃないんですよ」 「出来るだけのことをね。一生懸命……なってるんですよ」 「俺はこーゆー……気をつけていかなきゃダメだよ」 「誰にもどーだこーだ言われることのないように、しっかりした……やったつもりです」 「実はこーゆーわけでもってね…」 「お父さんの言うことを…」 「ほんとのことを言えばね…」 「誰も俺の顔にね……やってる者はいないから…」 「あんまり、こーゆーことで○○すると上手くないからな…」 「俺の言ってることは悪いことじゃないんだ」 「小僧んとーはどこ行った?」(山梨訛り)→子供達はどこへ行った? 「ご苦労さんね」
おしゃべりを聞きながら、手の爪切りをしました。 同じ部屋の方々は父より重い方ばかりで、父が一番元気でした。 「お父さん、絶好調ね!?」と言うと、 「だいじょ〜ぷ!!何でも来い!!」と笑顔。 ニカーッと笑って「だいじょ〜び!!」と、いつものガッツポーズで更に絶好調!!
今夜から昼食に続いて夕食も始まりました。 昼食も毎回むせずに全部食べていたそうです。 でも、人に何かされるのが嫌みたいで、怒りながら食べていたとナースの話。 分かります〜父が怒りながらって言うの(笑) 夕食(ミキサー食)は私が介助して、 1時間位かかってとてもおいしそうに全部食べました。
毎日病院側が髭剃りしてくださるので、 髭剃り負けで口元に食べ物が沁みてふき取ってあげると痛くて嫌がり怒りました。 髭剃りは一日置きにしてもらうようナースに頼みました。 飲み込むとき、痛そうな顔をするので心配でしたが、「首が痛いの」と父。 ベッドを起こしているので首が痛かったようでした。
点滴交換、オムツ交換、痰の吸引など、全てに強い拒否がみられるそうです。 困ったものですが、父らしくていいや♪ この分では予定の2週間で退院できそうな感じです。
(続く)
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