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介護の本書評「review-kaigo」

 

【第14回】勇気が出る介護の本

 

5人もの身内を介護した在宅介護の達人のパワーがスゴイ!

 

  勇気が出る介護の本
羽成 幸子
シーアンドアール研究所
2007-06

※左の画像または上記の書名クリックで購入ページへ。

【評】

介護とは人を丸ごと受け入れる行為であって、段階別に値段を付けること自体が不可能ななか、機能不全をおこしかけている日本の公的介護。
ではどうするのか? 「生きる」側からではなく「死」の方面から今を見ることが必要だ、と筆者。どうしてほしいか、最終的にはどう死にたいか、をはっきり提示することで、今何をするべきか、何ができるのかが見えてくるという。本書では、筆者が試行錯誤しながら学んできた、そんな介護に対する向き合い方が書かれている。
また、本書で特筆すべきは、介護が終わった後のアドバイスもきちんと書かれていること。
「介護が終わったあとに、自分を責めてばかりいてはいけない。どんな介護であれ、最後まで看取ることができれば100点!」という筆者の言葉は、どんな介護であったにせよ、介護した人々に対して悔いるのではなく感謝し、介護から解放されたその後の日々を精一杯生きなさい、というメッセージなのだ。

【内容】 

公的介護の現場は手遅れな状況になっている。だが、そんなことはお構いなしに、介護は必要になる。それはあなたにも……。5人の身内を介護した筆者の言葉は、読む人に「勇気」と「知恵」を与えてくれる。

 

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